公開日 2022年05月27日
5月16日(月)、第7回中国サロンを行いました。このサロンは、島根大学・寧夏大学国際共同研究所と本センターの共催により、中国や国際交流に興味を持つ学生や教職員の交流の場として企画しているもので、今年度は、島根大学中国留学生学友会の協力を得て、毎回1つの地域を選び、その地域出身の中国人留学生にふるさとの様子について紹介してもらっています。今回は法文学部法経学科3年の楊賀然さんに、ふるさとである遼寧省を紹介してもらいました。学生18名と教職員2名が参加しました。
遼寧省は、中国の東北地域の一番南に位置する省で、一部が海に、一部が北朝鮮に接しています。また、中国最後の王朝である清王朝が初めて宮廷を置いた場所も瀋陽だったそうです。そのため、歴史的に文化が発展したとともに、近代では海上貿易を通じて、経済的にも発展してきました。楊さんは、遼寧省と東北地域の概要の他、寒い冬を乗り切るための生活の工夫や、満族の衣食住の特徴について、たくさんの写真とともに紹介してくれました。
意見交換では、おすすめの中国の音楽や「広場ダンス」、栄養食としての昆虫料理等に関する質問がなされ、日本とは違う習慣に驚きました。
今回のサロンを通じて、中国東北地方の生活を身近に感じてもらえたのではないかと思います。