公開日 2024年11月13日
国際センターでは令和6年11月5日,グローバル月間イベントとして,台湾出身で島根大学に留学されていた,台雲酒造合同会社の陳韋仁氏をお招きし,講演して頂きました。
グローバル化推進本部,片岡国際センター長の開会の挨拶に続き,陳氏より,島根大学で留学していた時にお酒と出会い,日本の酒造でのインターンを経たこと,また,酒蔵を起業するに至った経緯など,幅広くお話をして頂きました。
島根大学を留学先として選んだ理由としては,日本神話に興味があり,出雲大社に惹かれたことや,台湾から近く自然も豊かで,どこに行くにも便利な立地にあったからと,充実した学生生活を過ごすことが出来たと話されました。また,お酒を造る工程も講演して下さり,酒蔵で酒造されている,戦前の台湾で開発された蓬莱米「台中六十五号」を使った日本酒「蓬莱米日本酒」を造る上では,蓬莱米を作るところから携わり,出来るまでに大変な苦労があったと教えて下さいました。
台湾の大学ではグラフィックデザインを専攻していたとのことで,会社のロゴやお酒のラベルは友人の方と共同で作成されていて,学生時代に得た知識を仕事に活かすことが出来ていると,セミナーに参加した学生からの質問に答えて下さいました。
国際センターは今後も,学生にグローバルな視点を提供するこのようなセミナーを継続的に行ってまいります。
片岡国際センター長の開会の挨拶
陳氏による講演の様子