「島大グローバル月間」を実施しました

公開日 2019年12月18日

島根大学では、2019年11月を「島大グローバル月間」とし、1カ月を通して国際交流やグローバルに特化した様々なイベントを開催しました。これは、教職員と学生のグローバル意識の高揚を図り、大学全体でグローバル化推進の取組みを活性化する目的で実施したもので、島根大学としては初の試みです。

期間中は、海外留学制度や短期海外研修プログラム等を紹介する留学説明会、留学生との国際交流イベント国際的な研究交流・学生交流に熱心な教職員によるセミナー、島根大学におけるグローバルな教育・研究活動を取り上げた展示、学食での国際色豊かな料理の提供など、大学のグローバル化を実感する様々な企画が用意されました。

目玉企画の一つである、国際的な研究交流・学生交流に熱心な教職員によるセミナーでは、パネリスト自身の海外経験や実施した研究交流・学生交流について紹介があり、続く座談会では、国際的な研究・教育活動における楽しみや苦労話、そういった活動を通じて自身や学生がどう変化したかなど、幅広い話題に触れました。参加した学生の中から、海外におけるアクティビティの高い研究室の見つけ方について質問がありました。

出雲キャンパスの医学部でも、海外研修説明会や留学生を交えた英会話レッスンなどが実施されました。中でも、海外留学セミナーには多くの学生が参加し、講師の話を熱心に聞いていました。参加者からは「留学について具体的に考える良いきっかけになった」という声が上がりました。

留学生向けのイベントも数多く企画され、地元文化を体験するツアー留学生向け部活動体験会などを通して、学生同士の交流も進みました。留学生が母国を紹介するイベントでは、留学生が母国の歴史、文化、風習などについて紹介し、日本に留学した理由や、母国と日本との違いを語りました。忘れ物が無事に手元に戻ってきたエピソードの紹介があると、参加した留学生は大きく頷きながら同調し、日本人学生は日本の特長を再認識する場面がありました。

島根大学では、今後もこのような企画を実施し、教職員及び学生のグローバル意識の高揚を図るとともに、大学のさらなるグローバル化を推進していきます。
 

国際的な研究交流・学生交流に熱心な教職員によるセミナー 医学部における海外留学セミナー
留学生による母国紹介 パネルおよび関連図書の展示