島根大学にて「グローバルファッションウォーク」を開催

公開日 2025年12月01日

    2025年11月21日(金)、島根大学では毎年恒例の「グローバル月間」の一環として、「グローバルファッションウォーク」を開催しました。日本人学生、留学生、教職員、地域住民を合わせて約60名が参加しました。
    ウクライナ、ネパール、コロンビア、フランス、インドネシア、アルゼンチン、インド、バングラデシュ、日本の9か国の出演者が集まり、伝統衣装の紹介、多言語での挨拶、交流型アクティビティを通して国際理解を深めました。

    イベントは、グローバル化推進担当副学長の片岡佳美先生による挨拶で幕を開けました。片岡先生は、異文化理解の重要性や国際交流が大学コミュニティにもたらす価値を強調し、日本文化を象徴する「日本の学生服」を着用して登場しました。衣装について来場者に紹介し、会場には親しみやすく温かな雰囲気が生まれました。

    メインイベントの「レッドカーペット・ファッションウォーク」では、参加者が自国の伝統衣装を身にまとい、出身国や衣装名を紹介しました。さらに母語で「島根大学へようこそ」と挨拶しました。インドのサリー、ウクライナのヴィシヴァンカ、コロンビアのマンタ、インドネシアのバティックなど、色鮮やかで個性豊かな衣装が次々と登場し、会場は華やかで活気にあふれました。

  

  

  会場内には韓国・中国・アルゼンチン・インド・日本の文化紹介ブースも設置され、来場者は展示品を通して各国の文化を体感しました。また、出演者と観覧者が楽しめるオンライン形式の交流ゲームでは、地域の小学生が優勝し、大きな拍手の中で記念品を受け取りました。さらに、伝統衣装で参加した出演者にも感謝の記念品が配布されました。

  

  

    このイベントは地域メディアからも好意的に取り上げられ、地域のケーブルテレビで放送された他、山陰中央新報でも紹介されました。報道では、国際理解とキャンパス内文化交流を深める取り組みとして高く評価されました。

伝統衣装や多言語紹介、展示、交流型アクティビティを通して、参加者同士の交流が深まり、他国の文化について新たな発見もありました。今回のイベントは、島根大学の文化的多様性を象徴する催しとなりました。今後も国際交流と多文化理解を推進するさまざまな取り組みを行います。