マレーシア同窓会を開催しました。

公開日 2025年05月15日

2025年4月22日、国際センターではマレーシア同窓会を開催しました。

今回の同窓会においては、30年前に本学を卒業された、シアさんが来校するのを機に開催をしました。

はじめに、片岡国際センター長より、このような在学生と卒業生との交流の機会が出来たことに感謝するとの挨拶があり、参加者全員の自己紹介をしました。

 シアさんより、1995 年3月に生物生産科学科(現在の生物資源科学部)の森林環境講座を卒業し、その後は担当教員の先生か らの紹介で日本で働いたのち、マレーシアに帰国し、日本企業に勤め、8 年前に農産廃棄物処理関係の会社を設立したとの紹介がありました。環境に関することは大事だと感じており、資源のことや農業に関す ることを学び、自分に何が出来るのか考えたときに、今取り組んでいる事業にたどりついたと語りました。続いて、現在取り組んでいる、アメリカミズアブの養殖事業について紹介があり、アメリカミズアブの幼虫は食品廃棄物や家畜排せつ物などの有機物を吸収して成長し、成長した幼虫は家畜の飼料として利用も出来るため、廃棄有機物の処理に使い、成長した幼虫を家畜の飼料に活用する取り組みをおこなっているとの説明がありました。この事業は環境をきれいに出来る上、ビジネスにもなるため、マレーシア だけでなく、国外へも広げていきたいと語り、最後に、何事も小さいことから続けていけば、必ず大きいことに繋がるので、自分が出来ることをやっていくことがとても大事だと在学生にむけて語りました。在学生からはビジネスにおける質問や、今後について相談する様子が見受けらました。

国際センターでは今後も、留学生同士の交流を積極的にサポートしていきます。

マレーシア同窓会 マレーシア同窓会

シアさんの自己紹介の様子             事業についての説明の様子

マレーシア同窓会

集合写真