公開日 2022年07月14日
6月20日(月)、第8回中国サロンを行いました。このサロンは、島根大学・寧夏大学国際共同研究所と島根大学国際センターの共催により、中国や国際交流に興味を持つ学生や教職員の交流の場として企画しているもので、今年度は島根大学中国留学生学友会の協力を得て毎回1つの地域を選び、その地域出身の中国人留学生にふるさとの様子について紹介してもらっています。
今回は生物資源科学部2年の李逸軒さん、肖焯熹さん、4年の郭維軻さんにふるさとである広東省を紹介してもらいました。学生18名と教職員4名が参加しました。
広東省は中国の南に位置する省で、香港とマカオに接しています。それぞれに接する深圳市と珠海市は経済特区に指定されており、中国の経済発展を牽引してきました。今回の紹介者である李さんは珠海市、肖さんは深圳市の出身で、発展した街の様子や、バスや地下鉄等の先進的な設備を動画や写真を使って紹介してくれました。また、一口に広東省といっても文化的には広州、潮州、客家等に分かれていて、食文化や住居、方言も異なるということでした。
意見交換では、広東省のおすすめのおみやげや、お茶のマナー等身近な内容から、客家の集合住宅である土楼の様子や、深圳市の発展の過程等歴史に関わることまで、様々な質問があり、改めて中国の大きさと歴史およびその文化の多様性を感じる内容となりました。
今回の発表者 李さん、肖さん
発表の様子