アイスランド大学と島根大学法文学部はCOIL授業を開催しました

　島根大学法文学部および国際センターは10月27日、アイスランド大学とのCOIL授業を開催しました。本学の海外協定校であるアイスランド大学から12名、島根大学法文学部から10名の学生が参加し、「仕事・就職関係」をテーマに交流を行いました。

 

　グループごとの学生たちの会話では、将来の理想的な仕事は何か、現在どんなアルバイトをしているのか、大学卒業後は進学・就職どちらの道を選ぶかなどの話題が出ていました。多くの学生たちはまだ2年生で、「将来仕事をしている自分」を想像することは難しかったようですが、相手国の仕事事情に興味を持ち、積極的に質問を投げかけていました。

　島根大学生が、日本では大学の学費を払うために貸与型の奨学金を借りる人や、アルバイトをしている人がいることを紹介したところ、アイスランド大学の学生たちは驚いていました。アイスランド大学の場合は、年間の登録料しか払わなくても良いため、学費のために借金やアルバイトをすることはないからです。学生たちは、大学生活における仕事の感覚にも違いがあることを知り、お互いに勉強になったようです。

　その後のフリートークでは、アイスランドのオーロラに代表される自然や出身地域について、また趣味や好きな映画などの話で盛り上がりました。交流が終わった後、「この交流を受けて、アイスランド大学へ留学してみたい」という島根大学生の声が聞かれるなど、良い交流の機会となったようです。

 

　島根大学は今後も、協定校との連携を強化するとともに、留学を考える学生の増加を目指して、このようなCOIL授業を積極的に行ってまいります。