第5回USAオンラインカフェを開催しました

公開日 2021年12月06日

 島根大学グローバル化推進本部国際センターは11月16日、2021年度「第5回USAオンラインカフェ」を開催しました。本学の海外協定校であるアメリカ・アーカンソー大学から10名、島根大学から9名の学生が参加し、「日本の方言」をテーマに交流を行いました。

 

 本学から参加の学生たちは、自身の出身地域の方言について、例を挙げながら説明しました。例えば、出雲弁や土佐弁、愛媛・広島・東京などの言葉が紹介され、中でも出雲弁の「~だから」という意味で「~だけん」が使われる例のように、特に語尾の変化を面白く感じたようです。また、アーカンソー大生の一人は、以前大阪を訪れた時「帰るさかい」という言葉を聞いて全く意味が分からなかったと話し、島大生が説明する場面がありました。アーカンソー大生からは、「東京と沖縄の人とでは言葉が理解できるの?」や「どの地方のものが一番わかりにくい?」などの質問が出ました。

 一方で、学生たちは、アメリカの英語アクセントについても話題にあげていました。アメリカでも州や地方によって話し方に特徴が出るため、アーカンソーの学生はその違いを説明しました。その後のフリートークでは、好きな音楽や飲み物、なぜ日本語や英語の勉強をしようと思ったかなど、各グループで話し、盛り上がっていました。

 

 交流会では、英語タイムと日本語タイムに区切って会話を行いますが、時にはお互いが母語でない言語を使って会話をするグループもあります。また、交流会の最後には個人的に連絡先を交換する学生もいて、コロナ禍で海外渡航できない中でも外国の学生と交流し、友達を作る良い機会となっているようです。

 

 本センターは今後も、島根大学生の海外交流および日本への留学を希望する海外学生への魅力を伝えるため、このようなセミナーを積極的に行ってまいります。