公開日 2021年05月27日
島根大学国際センターでは,九州工業大学とのコラボ企画として,2021年5月21日,「むかしばなしカフェ2021」を開催しました。このカフェは,来日ができず母国待機している留学生と,日本にいる大学生が,日本の昔話を通じて交流を行い,コロナ禍においても学生同士のつながりを感じてもらうことを目的としました。
島根大学からは,在学留学生および母国待機中留学生あわせて3名と日本人学生3名、九州工業大学からは,在学留学生および母国待機中留学生あわせて7名,日本人学生4名が参加しました。参加者からは「いつもと違って他大学の学生と話すことができたので,新鮮だった。1グループの人数も多く、いろいろな人と関われたのでよかった。」「多くの人と出会い話すことができ,日本のむかしばなしを学ぶことができて良かった。」との声があり,交流の効果が感じられました。
未曾有の感染症拡大により制限のある生活を余儀なくされ,来日できない留学生が多数在籍しているなか,参加した留学生にとっては,大学の垣根を越えた日本人学生や留学生との交流をもつよいきっかけとなり,孤独感や疎外感の軽減につながりました。さらに,日本のむかしばなしを題材としたイベントに参加することで,国内外のどこにいても日本を感じることのできる良い機会ともなりました。今後,さらなる学生交流に発展することが期待されます。