公開日 2021年05月28日
島根大学国際センターは5月12日、日本の昔話を題材に海外の学生と交流を行う「むかしばなしカフェ」を開催しました。今回は「炭焼長者」を題材とし、オーストラリア・モナシュ大学の学生5名、本学の学生5名の合計10名が参加しました。
むかしばなしカフェでは毎回、昔話を途中まで読み、その続きを日本語学習者に考えてもらっています。
今回のむかしばなしカフェでは、貧しい炭焼きが鴨を捕まえるために小判を投げたが、鴨を捕まえることはできず、そのまま家に帰って奥さんを怒らせたというところまでを読み、その続きをグループで考えました。学生たちが考えたストーリーは「もう一度奥さんから小判をもらって、鴨を捕まえようとする」といったものや「湖から鴨が出てきて小判を返す」、そして「投げた小判のせいで鴨と人間が戦争になる」といったものまであり、それぞれユニークな意見が出ていました。
モナシュ大学とは初開催であった今回のむかしばなしカフェは、島根大学からも1年生の参加がみられ、新年度の新しい学生交流の場となりました。参加した学生からは、「 皆さんの考える意見が面白かった」、「初参加だったが楽しく充実した時間を過ごせた」などの感想が寄せられました。
島根大学は今後も積極的に、オンラインでのグローバルな国際交流を行っていきます。