公開日 2021年05月07日
島根大学国際センターは4月21日、「中国オンラインカフェ」を開催し、本学の学生と海外協定校である長安大学の学生が「花見と賞花※にまつわる中日の楽しみ方」をテーマに交流を行いました。島根大学から日本人学生6名、長安大学から日本語学科の学生12名、ほか教員2名の参加がありました。
本学は、2018年に長安大学と協定を結んで以降、積極的に交換留学生の受け入れを行ってきました。しかし、コロナウイルスの影響で留学生が来日出来ない状況となったため、学生たちの交流の場を作る目的で「中国オンラインカフェ」を企画しました。
今回は4月という時期に合わせ、テーマを「花見」としました。交流会冒頭の自己紹介では、長安大学の学生が日本語で日本アニメへの関心を語り、本学の学生が中国語で中国留学の経験を話すなど、お互いのことを知るよい時間となりました。次に「花見」について話す場面では、長安大学の学生が牡丹・梅・桜等の花の写真を見せながら、中国での花見(=賞花)の楽しみ方を紹介しました。一方本学の学生は、日本では桜を見るだけでなく、桜味の食べ物などで花見の雰囲気を味わう文化があることを説明していました。
学生は「1時間半では時間が足りなかった」と、この交流会に満足した様子でした。また、長安大学・日本語学科の韓主任からは、「交流会では両大学の学生のかかわりを作ることができ、充実した時間となりました。今後、留学を考える学生が増えることを期待したい。」との感想をいただきました。
島根大学は、今後もオンラインイベントを通じて、学生に新たな学びの機会を与えられるよう、海外協定校との交流会を引き続き開催していきます。
※中国語の「賞花」は、「花見」という意味