公開日 2020年12月10日
島根大学国際交流センターは11月11日および25日、日本の昔話を題材に海外の学生と交流を行う「むかしばなしカフェ」を開催しました。今回は「炭焼長者」を題材とし、中国、インド、バングラデシュ、アイスランド、ロシアなどの海外の 学生11名、本学の学生9名 、九州工業大学の学生1名 の合計21 名が参加しました。
むかしばなしカフェでは、毎回、昔話を途中まで読み、その続きを日本語学習者に考えてもらっています。
今回のむかしばなしカフェでは、貧しい炭焼きが鴨を捕まえるために小判を投げたが、鴨を捕まえることはできず、そのまま家に帰って奥さんを怒らせたというところまでを読み、その続きをグループで考えました。学生は「もう一度池に行き、今度は炭を投げ、鴨を捕まえることができた」「炭焼きは、炭のつくり方をビジネスとして教え始め、お金持ちになった」というような続き を想像しながら、交流を行いました。
参加した学生からは、「昔話の結末に驚いた」「 (フリートークで) いろいろな国の人と話して、 各自の町案内を聞いていると実際にそこに行った気分になった」などの意見が寄せられました。
島根大学は今後も積極的に、オンラインでのグローバルな国際交流を行っていきます。
世界からの参加学生と島根大学生・教員