10月のむかしばなしカフェを開催しました

公開日 2020年11月10日

 島根大学国際交流センターは10月14日および28日、日本の昔話を題材に海外の学生と交流を行う「むかしばなしカフェ」を開催しました。このオンラインイベントは、昔話を日本語で読みながらそれぞれの国の文化や考え方の違いについて語り合う交流の場であり、今回は「くらげのほね」を題材とし、中国、インド、バングラデシュ、アイスランドの海外学生19名、本学の学生12名の合計31名が参加しました。

 むかしばなしカフェでは、毎回、昔話を途中まで読み、その続きを日本語学習者に考えてもらっています。
 今回のむかしばなしカフェでは、さるが「自分の心臓を忘れてきた」と言い、亀に乗って自分の家に戻った、というところまでを読み、その続きをグループで考えました。学生からは「おきさき様はくらげに、さるより亀の方がおいしいと言われて亀を食べたところ、甲羅が固くて歯が折れた」「くらげは王様から罰を受けて骨になった」など、独特な展開をイメージしながら交流を行いました。
 参加した学生からは、「インドにも同じような昔話があり、懐かしく感じた」「東南アジア版の昔話を聞くことができ、世界のつながりを感じられた」などの意見が寄せられました。
 また、「ペアで話す日本人学生の英語が毎回うまくなっている」といった外国人学生の意見もあり、日英それぞれの言語の上達が見られるようになりました。

 島根大学は今後も積極的に、オンラインでのグローバルな国際交流を行っていきます。


世界からの参加学生と島根大学生・教員