9月度のむかしばなしカフェを開催しました

公開日 2020年10月06日

 島根大学国際交流センターは9月14日および28日、日本の昔話を題材に海外の学生と交流を行う「むかしばなしカフェ」を開催しました。このオンラインイベントは、昔話を日本語で読みながらそれぞれの国の文化や考え方の違いについて語り合う交流の場であり、今回は「やまんばと魚売り」を題材とし、中国、インド、バングラデシュの学生21名、本学の学生6名の合計27名が参加しました。

 むかしばなしカフェでは、毎回、昔話を途中まで読み、その続きを日本語学習者に考えてもらっています。
 今回のむかしばなしカフェでは、『やまんばは居眠りをしている間に、男に甘酒を飲まれてしまった』というところまで読み、その続きを4~5人のグループで考えました。学生からは「やまんばが男を追いかけ二人とも沼に落ちた」「やまんばが男を食べた」「甘酒を飲まれたやまんばが火の神を恐れて逃げ出したため男はうまく脱出した」など、さまざまな展開をイメージしながら交流を行いました。
 参加した学生からは、「今回の昔話はこれまで読んだことがなく、つづきを想像するのが楽しかった」「英語が第一言語ではないもの同士で会話する困難さを改めて実感した」との意見が寄せられました。

 島根大学は今後も積極的に、オンラインでのグローバルな国際交流を行っていきます。


世界からの参加学生と島根大学生・教員