公開日 2020年09月30日
島根大学国際交流センターは8月19日および28日、日本の昔話を題材に海外の学生と交流を行う「むかしばなしカフェ」を開催しました。このオンラインイベントは、昔話を日本語で読みながらそれぞれの国の文化や考え方の違いについて語り合う交流の場であり、今回は「絵姿女房」を題材とし、中国、ポーランド、インドなどの学生18名、本学の留学生および日本人学生13名の合計31名が参加しました。
むかしばなしカフェでは、毎回、昔話を途中まで読み、その続きを日本語学習者に考えてもらっています。
今回のむかしばなしカフェでは、『男が女からもらった桃の種を植え、3年後にたくさんの桃がなった』というところまで読み、その続きを4~5人のグループで考えました。学生からは「収穫した桃には、どんな病気でも治る"良い桃"と病気になってしまう"悪い桃"の2種類がある」「収穫した桃をお城に持っていき、奥さんを返してもらった」など、グループごとに似た答えやまったく違うストーリー展開があがり、カフェ内が盛り上がりました。
現在むかしばなしカフェは、日本語のみのクラスと英語使用可能のクラスを開催しており、海外学生の日本語能力および島根大学生の英語能力がそれぞれ発揮できる機会となっています。島根大学は今後も積極的に、オンラインでのグローバルな国際交流を行っていきます。
世界からの参加学生と島根大学生・教員