第5回むかしばなしカフェを開催しました

公開日 2020年07月28日

 島根大学国際交流センターは7月13日、「第5回むかしばなしカフェ」を開催しました。本交流会は日本の昔話を読みながら、それぞれの国の文化や考え方の違いについて語り合う交流の場であり、今回は「うらしまたろう」を題材にして、中国、ポーランド、インドの学生10名、本学の留学生および日本人学生12名の合計22名が参加しました。

 むかしばなしカフェでは、毎回、昔話を途中まで読み、その続きを日本語学習者に考えてもらっています。
 今回のむかしばなしカフェでは、『たろうが竜宮城から自分の町に戻ったら100年たっていた』というところまで読み、その続きを学生に考えてもらいました。学生からは「玉手箱をあけると、母親の骨が入っていた」「玉手箱の中には100年前のお弁当が入っていて、それを食べたたろうは入院し、死ぬまで病院で過ごすことになった」など、独自のストーリー展開があがり、カフェ内が盛り上がりました。

 現在新型コロナウイルスの影響で、各国の学生は在宅による講義受講を余儀なくされていますが、むかしばなしカフェの開催により学生が各国の文化を理解するとともに、複数国にまたがる学生ネットワークを構築する機会となりました。

 島根大学は今後も積極的に、オンラインでのグローバルな国際交流を行っていきます。


世界からの参加学生と島根大学生・教員