公開日 2020年03月11日
2月2日~8日の7日間、留学生の島根県内企業インターンシップツアーが実施されました。
このインターンシップは、2017年7月に島根大学と東洋大学が連携して開始した「留学生Iターン就職促進プログラム」の一環で、首都圏にある東洋大学の留学生の地方就職を促進する目的で実施され、島根県内の企業に関心がある東洋大学留学生19名と本学留学生3名がインターンシップに参加しました。
インターンシップに先立って開催された「島根の生活と魅力」セミナーでは、公益財団法人ふるさと島根定住財団・小笠原啓太氏や松江市国際交流員、県内企業に在職する本学の元留学生らから島根の生活環境、外国人の島根での就職活動及び生活の仕方等について講義が行われました。その後、留学生は県内のIT業、宿泊業、小売業など、様々な業種の企業15社にそれぞれ分かれて企業の概要や業界知識を習熟したあと、現場で実際に作業体験を行い、3日間のインターンシップを終えました。
留学生からは、「今まで知らなかった日本の地方についての勉強や実際の職場体験などができた」「支配人の話を直接聞くことができ、非常にいい経験になった」等の感想があがりました。また、インターンシップの受入企業からは「外国人留学生の日本語能力・コミュニケーション能力の高さに驚いた」「留学生の積極性と好奇心に感銘した」等の感想が寄せられました。
最終日には松江城や城下町での茶道体験等を通して松江の街の魅力を知り、島根でのインターンシップ全日程を終えました。
本学はこのような活動を通じ、今後も留学生と地域企業とのコミュニケーションの場を設けることによって、留学生の就職を促進と地域貢献に取り込む予定です。
インターンシップ受入れ企業と留学生の個別説明会 | |
インターンシップの様子 | |
成果報告会 |