公開日 2025年11月25日
2025年11月15日、本学の大谷 浩学長とインド工科大学ハイデラバード校(IITH)のB. S. Murty学長が共同で「島根大学-IITハイデラバード中核的学術研究拠点(COE)」の開所式を執り行いました。本研究拠点の設立は、本年5月にMurty学長が島根大学を訪問した際に合意・署名されたものであり、今回のハイデラバードでの開所式は、その活動の正式な開始を意味します。
式典には、在インド日本大使の小野圭一氏および日本科学技術振興機構(JST)理事長の橋本和仁氏にご臨席いただきました。
本研究拠点は、学術交流の強化、先端的な共同研究の推進、そして日印両国の科学技術の発展に貢献する人材育成のための重要な基盤となることが期待されています。

IITHMurty学長と大谷学長 COE設立記念プレートの前で

左から、IITHMurty学長、大谷学長、在インド日本大使小野氏、JST橋本理事長、IITHPanda副学長 IITHジャパンデスク室内に新たに設けられたJIGER専用デスクにて
また、翌16日に開催された、「第3回日本学術の日」には、大谷学長とMurty学長との間で「日印グローバル教育・研究センター(JIGER)」の共同オフィスをIITHに設置するための覚書(MoA)の調印式を行いました。JIGERは、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択されたことを受け本学に設立するもので、日印間の学術連携を推進し、両国をつなぐ次世代の人材育成を担う日本側の拠点となります。
今回IITHに設置する共同オフィスは、インド側の拠点として学生や研究者の交流機会を拡大するとともに、IITHのみならず他の有力なインドの教育・研究機関との共同研究の連携強化にも寄与することが期待されています。

JIGER共同オフィスをIITHに設立するためのMoA調印式








