公開日 2025年11月25日
2025年11月15日、インド工科大学ハイデラバード校(IITH)にて、日本科学技術振興機構(JST)主催の「第4回日印大学等フォーラム」が開催され、島根大学から大谷 浩学長および国際副センター長のヘマンス・ヌータラパティ准教授が出席しました。本学の参加は、昨年に続き2度目となります。
今回のフォーラムは、「科学技術分野における日印の連携強化に資するさらなる頭脳循環の促進」をテーマに、日印両国の多数の大学・研究機関が集う大規模な会議となりました。午前中のオープニングセレモニーに続き、ネットワーキングランチを挟んで、午後には参加機関が10の分科会に分かれ円卓会議が行われました。本学は材料科学分野の円卓会議に参加し、日本側からは他に物質・材料研究機構(NIMS)理事長、名古屋大学学長らが出席、インド側からはIITの複数の大学や著名な研究機関の代表者らが出席しました。このグループでは、材料科学分野の研究が持続可能な社会にどのように貢献できるか、また国際的な協力がその取り組みをどのように加速できるかについて深い意見交換が行われ、関係構築や将来的な共同プロジェクトの方向性を見出すための貴重な場となりました。

材料科学分野の円卓会議に参加した日印両機関の代表者
その後、本学はインドの3大学とそれぞれ25分間の個別会談を行い、学術および研究協力に向けた具体的な道筋を模索しました。
閉会式では、大谷学長が日本側参加大学を代表して挨拶を行い、参加の機会に対する深い感謝の意を表するとともに、より良い世界の実現に貢献する次世代の若者を育成するという日印両国の共通の決意を改めて強調しました。

大谷学長によるクロージングスピーチの様子

日印両機関代表者の集合写真








