公開日 2025年10月03日
2025年9月11日(木)、中国陝西省安康市にある安康学院にて、島根大学と安康学院の大学間交流協定の調印式が執り行われました。調印式には、島根大学から大谷浩学長、生物資源科学部一戸俊義教授ら5名が訪中して参加し、安康学院からは、余勁校長をはじめ、鐘生海党委員会書記、崔暁明副校長らが出席しました。
今回の交流協定は、かねてより島根大学教員との学術交流を実施してきた余勁教授が2024 年12 月に安康学院の校長に就任したことから、これまで双方が培ってきた人的ネットワークを活用した日中研究者間の連携拡大を目指して締結されたものです。
調印式では、鐘生海書記および余勁校長より島根大学一行への歓迎の言葉が述べられるとともに、今後の連携に対する期待と意欲が示されました。これを受け、大谷学長からは島根大学の概要と特色ある研究分野が紹介され、地域課題の解決等、共通の課題に向けた今後の協働の可能性について述べられました。
調印式の後、一行は2日間の日程で安康学院の医学院、現代生物農業科学院、化学環境学院を視察して各学院の教員との意見交換を行い、双方で今後の共同研究のシーズを確認しました。今回の協定締結をきっかけとして、多岐にわたる学術研究交流が進展することが期待されます。
調印式の様子
安康学院 余勁校長(左)と島根大学 大谷学長(右)
調印式での集合写真
学内視察の様子
医学院との交流