公開日 2024年12月03日
2024年11月21日(木)、科学技術振興機構(JST)「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」により招へいした、トリブバン大学(ネパール)の大学院生及び教員が大谷学長を表敬訪問しました。
島根大学とトリブバン大学は、30年以上の長きに渡り地質分野や自然災害分野での活発な研究交流を続けています。今回のプログラムは、本学の総合理工学部酒井哲弥教授がさくらサイエンスプログラムの採択を受け、「島根半島・宍道湖中海ジオパークを利用した地質・ジオツーリズム交流プログラム」をテーマに掲げ、11月19日~25日にかけて行うものです。
大谷学長からの歓迎の挨拶の後、招へい者らは一人ずつ自己紹介を行いました。今回が初来日となる学生らからは、「ネパールと日本の風土の違いに驚いた」という感想が多く聞かれました。酒井教授からは、ネパール国土の特徴である標高差について説明があり、招へい者らが国内の様々な地域から集まっているとの紹介がありました。
学生らは「滞在期間中に予定されているジオパークでの現地調査、日本文化体験や学生交流などの活動をとても楽しみにしている」とプログラムへの期待を膨らませていました。
今回の訪問をきっかけとして、両大学の研究交流、学生交流がますます活発に行われることを期待します。
表敬訪問の様子
表敬訪問の様子
記念品交換
記念撮影
前列左より、酒井 哲弥教授、大谷 浩学長、タムラカール・ナレシュカジ教授、ポクレル・チャビラル氏
後列、トリブバン大学の学生の皆さん
表敬訪問に先立ち、島大アンバサダによる大学紹介とキャンパスツアーが行われました。スライドによる大学紹介の後、国登録有形文化財である正門や、島根大学総合博物館アシカルを見学し、最後に生協ショップに立ち寄りました。日本文化に興味がある学生が多く、好きなアニメや日本食の話題で盛り上がりながらツアーを楽しんでいました。
島大アンバサダによる学内ツアー
島根大学総合博物館アシカルの見学