タイ・ナレスワン大学とタイ・モンクット王工科大学トンブリ校の訪問団が島根大学を訪問しました

公開日 2023年11月27日

 2023年11月12日(日)から18日(土)までの7日間,国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)のさくらサイエンスプログラム事業により本学を訪れた,タイ・ナレスワン大学のPETROT NARIN(ペトロ・ナリン)教授とタイ・モンクット王工科大学トンブリ校のKUMAM POOM(クマム・プーム)教授が,11月15日(水)に服部学長を表敬訪問しました。
 冒頭,服部学長からの挨拶の後,ペトロ・ナリン教授及びクマム・プーム教授から今回の招へいについて感謝の意が述べられました。
 同校は昨年度にも本事業で本学へ訪れており,そのことについてペトロ教授より,昨年度の参加者が帰国後に本事業及び島根大学での研究活動の魅力を学生へ発信し,今年度も多くの学生が参加を希望していたと述べられました。
 本事業の実施主担当者である本学総合理工学部・黒岩教授を交え,今後のダブルディグリーの締結に向けた取り組みや,本事業が本学大学院への進学へと発展していくことが望まれることについて,話し合いが行われました。


学長表敬の様子


左から服部学長,ペトロ・ナリン教授(ナレスワン大学),クマム・プーム教授(モンクット王工科大学トンブリ校),総合理工学部・黒岩教授

 また,学長表敬に先立ち,11月13日(月)には大谷理事(グローバル化推進担当)が同校のタイ人学生を含む11名の表敬訪問を受けました。
 はじめに大谷理事から歓迎の挨拶があり,本学が同校との大学間協定のもと,黒岩教授を中心としたさくらサイエンスプログラムをはじめとする継続的な研究交流が行われていることについて説明がありました。
 黒岩教授より,ダブルディグリープログラムの締結に向けて,現在話を進めていると話があり,今後の交流の拡大が期待されます。


副学長表敬の様子


集合写真

 11月15日(水)には,島根県・島根大学の魅力を発信する学生グループ「島大アンバサダ」による大学紹介が行われました。
 島根大学全体を紹介した後,理系の招へい者に向けた総合理工学部及び自然科学研究科に特化した大学紹介や,島大アンバサダに所属するマレーシアからの留学生による留学生から見た島根大学の魅力を紹介しました。その後,生協,総合博物館アシカル,次世代たたら協創センターNEXTAを巡る学内ツアーを行い,本学グローバル化推進本部外国語教育センター長・廣瀬教授からは,今回の訪問が本学への留学へのきっかけとなってほしいと話がありました。


発表の様子


キャンパスツアーの様子


集合写真
 
 今後も,タイ・ナレスワン大学及びタイ・モンクット王工科大学トンブリ校との本事業にとどまらない幅広い交流がより一層活発に行われることが期待されます。