第24回グローバルインサイトセミナーを開催しました

公開日 2021年01月05日

 島根大学は12月4日、第24回グローバルインサイトセミナーをオンラインで開催しました。

 今回は島根大学・寧夏大学国際共同研究所の一戸俊義所長(島根大学生物資源科学部教授)及び松本一郎副所長(島根大学教育学部教授)を講師に迎え、「中国西部地域の畜産研究の現状と課題」「中国西部地域の環境問題」について講演をいただき、国際問題に関心のある学生を中心に50名が参加しました。

 島根大学・寧夏大学国際共同研究所は2004年、中国西部地区における日中大学連携の研究交流拠点として設立されて以降、主に農業及び環境分野での共同研究を行っています。今回のセミナーではこれまでの研究成果のフィードバックとして、研究内容の説明と中国西部地区での国際的な研究活動の魅力を紹介しました。また本年9月に島根大学がJICA-SDGsパートナー機関に認定されたことを受け、学生へのSDGsへの関心を高めるため、中国西部地域の環境の現状をテーマにした講演が行われました。参加した学生からは、中国で行われる羊に関する研究の詳細や、SDGs目標達成に向けた現状や大学生の自分たちにできることは何か、といった積極的な質問が行われ理解を深めました。

 今回のセミナーは、島根大学グローバル月間中に行われ、多くの学生・教職員に向けて情報を発信する機会となりました。国際交流センターは今後もこのようなセミナーを通じ、大学の研究活動およびSDGsの取り組みを継続的に発信していきます。

 

一戸所長より島根大学・寧夏大学国際共同研究所の紹介と
畜産研究の現状と課題について講演

 

松本副所長より島根大学のSDGs取り組みについて講演