令和３年度「島大グローバル月間」を開催しました

　島根大学では、2021年11月1日～11月30日までの1か月間を「島大グローバル月間」とし、国際交流やグローバルに特化した様々なイベントを開催しました。これは、教職員と学生のグローバル意識の高揚を図り、大学全体でグローバル化推進の取組みを活性化する目的で実施したもので、今年度で３度目の開催となりました。

　期間中は、海外留学制度や語学学習方法を紹介する留学説明会、本学の協定校生とのオンライン交流イベント、島根大学生による海外留学体験や留学生受入れ状況の展示、学生企画による講演会、スポーツを通じた国際交流など、本学のグローバル化を体感する様々な企画が用意されました。

　今年度はオンラインも活用しつつ、感染症対策を十分に行った上で、対面でのイベントを多く実施しました。オンラインと対面で行われた留学説明会＆留学経験者報告会では、本学の留学制度や語学学習方法の紹介に続き、交換留学制度により海外に留学していた学生や、オンライン海外研修に参加した学生など計３名から、貴重な体験談を報告していただきました。コロナ禍において、学生たちにとっては海外渡航が難しい状況ですが、オンライン海外研修を活用しながら、留学に向けて準備を着実に進めている姿が見られました。　

　

　オンラインで実施した「グローバルインサイトセミナー」では、期間中に２種類の講演（①「国境を越えてさまよう廃棄物」から考えるSDGsと私たちの生活、②コロナ禍で島根県企業が狙うべきタイ市場）が開催され、３０名の学生・教職員が参加しました。国際的な課題を認識することの重要性、グローバルに活躍するために今取り組めることなど、セミナーを通じて多くの学びがありました。

 

　海外に在住する協定校生とのオンライン交流イベント「ＵＳＡオンラインカフェ」では、協定校から１０名、島根大学からは１１名が参加し、テーマに沿って日本語と英語で交流を楽しみました。参加者の中にはリピーターも多く、オンライン交流イベントとして定着していることが伺えました。

　

　島根大学国際センターでは今後もこのような企画を、感染対策を行いながら実施し、教職員及び学生のグローバル意識の高揚を図るとともに、大学のさらなるグローバル化を推進していきます。
 

 

留学説明会＆留学経験者報告会	USAオンラインカフェ
パネル展示	広報用のぼりと横断幕