令和3年度「グローカル課題解決型研修」をオンラインで実施しました

公開日 2021年10月05日

 島根大学国際センターは、9月13日~24日にかけて、令和3年度「グローカル課題解決型研修」をオンラインで実施しました。これは、タイ・チェンマイ大学が提供するオンライン研修プログラム「SDGs for Beginners」に参加するもので、法文学部、教育学部、人間科学部、生物資源科学部から計10名の学生が参加しました。

 

 島根大学はチェンマイ大学と2017年に交流協定を締結し,大学間交流を積極的に行っています。協定締結後、2019年度までは毎年、現地で研修を実施してきましたが、2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、研修は中止となりました。今年度は感染拡大の影響が続く中ではあるものの、初めてオンラインでの研修を実施することができました。

 

 今回の研修には、SDGsについての講義、講義の内容を深める英語によるディスカッション、チェンマイ大学学生との交流が盛り込まれました。オンラインでの英語による授業に参加することが初めての学生もいましたが、英語が聞き取れなかった箇所は講師に確認したり、積極的に質問するなど、理解を深めようとする姿勢が見られました。

 

 参加した学生からは、「これから自分の意見を英語で表現する機会を増やしたい」「SDGsを英語で学ぶ難しさもあったが、授業を通して自分の生活を振り返るいい機会になった」「英語を話すことに大きなハードルを感じていたが、研修に参加してみて英語を話すことへのハードルが下がり自信に繋がった」などの感想が聞かれ、2週間という短期間でも,それぞれに成長を実感できる研修となりました。

 

 島根大学国際センターは、コロナ禍においてもこのようなオンライン研修を活用し、協定校との交流を促進するとともに、学生のグローバルな視点を養う機会を積極的に提供していきます。