法文学部とブラジル・サンパウロ大学との教員交流会を開催しました

公開日 2021年10月07日

 9月10日,島根大学国際センターは,2020年7月に協定を結んだブラジル・サンパウロ大学哲学文学人間科学部と本学法文学部の教員による交流会を開催しました。サンパウロ大学の松原教授,本学法文学部片岡教授が中心となり,本学の協定担当である国際センターが窓口となって本企画が実現しました。サンパウロ大学からは3名,本学からは8名が参加しました。

 

 まずは双方の自己紹介から始め,国際法,国際経済,外国人の社会保障,日本語,日本文学等,お互いの研究に何かしらのつながりがあることを認識しました。続いて,今後の研究交流の可能性や,お互いに質問してみたい話題に移りました。

 

 両者はお互いの論文を閲覧できるサイトを紹介し合い,今後連絡を取り合って共同研究や共同論文・共同企画の可能性について話し合いました。また,島根県出雲市にはブラジル人が多く住んでおり,将来的にその子供たちが島根大学で学んでサンパウロ大学へ留学するような仕掛けづくりや,そのためにこのような研究をしているということを地元のメディアに取り上げてもらい,地域の方に興味を持ってもらうというアピールについても意見が交わされました。サンパウロ大学と本学との今後の研究交流,交換留学,大学院のダブルディグリー制度設立に向けて大きな一歩となりました。

 

 

法文学部とサンパウロ大学との交流会