公開日 2019年12月25日
中国・寧夏回族自治区教育庁学生工作処の楊 文剛 処長,同庁弁公室の夏 鑫 主任,寧夏大学共産党委員会の王 宏偉 副書記,寧夏医科大学頭蓋脳疾病重点実験室の王 峰 主任,呉忠市教育局の柳 佳偉 副局長及び固原市教育局の馬 鳳賢 局長の6名が2019年12月9日,10日の2日間,島根大学を訪問しました。
この度の訪問は,NPO法人日本寧夏友好交流協会を通じて実現したもので,日本の小・中学校の教育発展状況の視察と島根大学と寧夏自治区内の大学との更なる交流についての協議を行うことを目的として行われました。
9日は,教育学部附属学園を訪問し,幼稚園・前期課程(小学校)・後期課程(中学校)の各課程の円滑な接続の工夫,前期課程の児童が学年を飛び越えて一緒に交流するスマイル活動,国際交流への取り組みなど,附属学園の特色について説明を受けた後,校内の視察を行いました。視察中,児童や生徒から笑顔で元気よく挨拶が投げかけられ,和やかな雰囲気の視察となりました。
10日は,松江キャンパスを訪問し,出口グローバル化推進担当副学長の表敬訪問およびキャンパス視察を行いました。
訪問団を代表して楊 文剛 処長より「島根大学と寧夏大学および寧夏医科大学はこれまでに研究,教育,文化など多くの分野での交流を行ってきた。今後は,寧夏の小・中学校への支援,島根大学から寧夏に来る留学生の増加,優秀な教職員の派遣などについて協力いただきたい。」との要望が述べられました。
今回の訪問を礎として,島根大学と寧夏自治区との交流がより一層発展することが期待されます。
授業の視察 | 出口副学長表敬 |