国際交流センター講演会「国際社会から見た日本のメディア、ジェンダー、貧困」(藤田早苗氏:英国エセックス大学)を開催しました

2018年12月18日

 2018127日、英国エセックス大学人権センターフェローの藤田早苗氏を講師にお迎えして、講演会を行いました。「国際社会から見た日本のメディア、ジェンダー、貧困-国連は何を勧告してきたか」という演題の下、国連から日本に向けられた勧告に基づいて、日常生活の中に隠されたジェンダーバイアスの問題、行政機関によるプライバシーの保護の不十分さ、日本を含む先進国においても深刻な極度の貧困の問題、メディアによる政府への不必要な気遣いが持つ危険性など、今日の日本が直面する重要な課題が露にされました。また、「批判もする友人(critical friend)」としての特別報告者制度や国連の人権保障システムとの付き合い方、「声なき声に光を当てる」人権擁護者(human rights defender)としての藤田氏の歩みや現在の活動にも話が広がりました。参加者からは、講演の内容が、日常生活に深く関わるものであるにもかかわらず、これまで知らなかったことに対する驚きや一個人としての人権保障システムの利用の仕方に関する質問が提起されました。講演会の前後には、出口顕国際交流センター長への表敬訪問、藤田氏と同じく国際人権法を専門とする佐々木亮国際交流センター特任講師、同じく国際交流センターの青晴海教授、李婉特任助教、医・生物ラマンプロジェクトセンターのヘマンス・ヌータラパティ助教が参加して意見交換会も行い、そちらでも活発な議論が展開されました。なお、本講演会の実施にあたって、島根県弁護士会、島根県司法書士会、日本国際法律家協会の各団体より後援して頂きました。  

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 講演風景

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