第13回グローバル・インサイト・セミナー

　１２月８日（金）に、第１３回グローバル・インサイト・セミナーを開催しました。
　今回は、政府開発援助（ODA）関連の海外コンサルタントの仕事を紹介していただくために、海外コンサルタンツ協会（ECFA）の河野敬子氏と、日本の中小企業のもつ技術の海外展開を支援する業務を行っているカーボンフリーコンサルティング株式会社の竹田真一郎氏から講演及びセミナーを行っていただきました。
　午前の講義には62名の学生が参加し、一般公開した午後のセミナーには、民間企業４名を含む７名が参加しました。

　午前の講義は、海外コンサルタントがODAの分野でどういった業務を担っているのか、実際にコンサルタントはどのように働いているのかについて説明がありました。午前の講義は海外コンサルタントがODAの分野でどういった業務を担っているのか、実際にコンサルタントはどのように働いているのか説明がありました。具体的には、ヤマハが製造する緩速濾過装置が「安全な水」の供給の目標のために世界で求められている中でコンサルタントは黒子役となり濾過装置の設置に必要な候補地の選定から設置、運用に至るまで実証調査をする等の業務を行っているという説明がありました。
　午後のセミナーは、コンサルタントの専門化した分野を参加者に紹介するとともに、質疑応答時間ではコンサルタントに就職するための相談などがなされました。また、中小企業が海外進出する場合の、世界で求められている水資源分野などの示唆、島根の産官学で連携して継続的に協力を行っている寧夏回族自治区での新規協力の可能性に関する議論がありました。

　
　　　　　　　　午前の講義　　　　　　　　　　　　　　　　午後のセミナー