ナレスワン大学、キングモンクッツ工科大学トンブリ校(タイ)の訪問団が片岡副学長を表敬訪問しました

公開日 2025年02月03日

 2025年1月27日(月)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」により招へいした、ナレスワン大学とキングモンクッツ工科大学トンブリ校の教員および学生あわせて8名が、片岡佳美グローバル化推進担当副学長を表敬訪問しました。

 今回のプログラムは、総合理工学部の黒岩大史教授が本事業の採択を受け、1月26日~2月2日の8日間「数理・データ科学・AI・最適化によるグリーンエネルギー分野の研究交流」をテーマに掲げ行うものです。

 冒頭、片岡副学長からは、滞在期間中に予定されている研究交流や日本文化体験等を通して、島根大学での8日間を楽しんで欲しいと歓迎の挨拶が述べられました。Narin Petrot教授(ナレスワン大学)、Poom Kumam教授(キングモンクッツ工科大学トンブリ校)からは、さくらサイエンスプログラムを通した貴重な交流の機会に感謝が述べられました。また、学生からは日本の食べ物がおいしいという感想や、プログラム後半で予定されている茶の湯体験を楽しみにしているなどという声が聞かれ、和やかな雰囲気の中で懇談が行われました。

 本学はナレスワン大学及びキングモンクッツ工科大学トンブリ校ともに大学間交流協定を締結しており、本事業のみならず継続的な研究交流が続いています。昨年には、両校とダブルディグリープログラム協定を締結し、博士後期課程の学生が両大学の学位取得を目指すことが可能になりました。本事業を通して来日した学生が、本学の大学院への進学を目指す大きなきっかけとなり、本学と両大学との幅広い交流がより一層活発に行われることが期待されます。

20250127懇談の様子

副学長表敬の様子

20250127記念品贈呈(Naresuan)

記念品交換 片岡 佳美副学長とNarin Petrot教授(ナレスワン大学)

20250127記念品贈呈(KingMongkut'sUniversity)

記念品交換 Poom Kumam教授(キングモンクッツ工科大学トンブリ校)

20250127表敬訪問集合写真

前列左より、黒岩 大史教授、片岡 佳美副学長、Narin Petrot教授(ナレスワン大学)、Poom Kumam教授(キングモンクッツ工科大学トンブリ校)後列、ナレスワン大学とキングモンクッツ工科大学トンブリ校の学生の皆さん

 

 1月30日(木)には、島根大学の魅力を発信する学生グループ「島大アンバサダ」による大学紹介が行われました。

 スライドによる大学紹介の後、食堂、次世代たたら協創センター(NEXTA)、島根大学総合博物館アシカルを順に見学する学内ツアーを行いました。博物館では會下教授から展示物について説明があり、日本文化に興味がある学生は、戦国時代に石見地方で製作された日本刀や江戸時代の松江城下図を熱心に鑑賞していました。

 ツアー中は、島大アンバサダと互いの言語を教えあったり、大学生活について情報交換するなど会話が弾みました。雪がちらつく寒い日となりましたが、タイの学生にとってはそれも楽しい体験となったようです。

20250130NEXTA

20250130記念撮影(生資3号館)

 島大アンバサダによる学内ツアー