公開日 2024年12月20日
2024年12月17日(火)、科学技術振興機構(JST)「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」により招へいした、バンソメチャオプラヤラチャパット大学(タイ)の大学生及び教員が大谷学長を表敬訪問しました。
今回のプログラムは、本学の研究・学術情報本部 数理・データサイエンス教育研究センターの瀬戸和希助教がさくらサイエンスプログラムの採択を受け、「数理・データサイエンス・AI教育に関するタイの教育関連大学との研究および文化交流」をテーマに掲げ、12月16日~22日にかけて行うものです。
初めに、大谷学長から歓迎の挨拶があり、招へい者に対し、滞在期間中に予定されている専門分野に関する研究発表やディスカッションを通して、将来的に日本とタイとの架け橋となり、両国の教育や科学技術の発展を担う人材となってほしいとの期待の言葉が述べられました。
引率教員であるNANTAPORN(ナンタポーン)准教授からは、自身が学生の時にさくらサイエンスプログラムで来日した経験があることから、今回、自身の学生をプログラムに参加させる機会を得られたことをとても嬉しく思うと感謝の意が述べられました。学生にとっては今回が初来日となり、中には海外渡航が初めての学生もいました。招へい者らは一人ずつ自己紹介を行い、ワークショップや文化交流、学生交流をとても楽しみにしていると述べました。
今回の訪問をきっかけとして、両大学間の研究交流や学生交流がさらに活発に行われることを期待します。
表敬訪問の様子
表敬訪問の様子
記念品交換
前列左より、瀬戸 和希助教、大谷 浩学長、ナンタポーン准教授、黒岩 大史教授
後列、バンソメチャオプラヤラチャパット大学の学生の皆さん
表敬訪問に先立ち、島大アンバサダによる大学紹介とキャンパスツアーが行われました。スライドによる大学紹介の後、共にキャンパス内を歩き、生協ショップや学生食堂を見学しました。ショップでは温かい飲み物が販売されていることに驚いていました。また、互いの学生生活の様子や、滞在期間中に訪れたい店や食べ物について話が弾みました。
気温が低い上にあいにくの曇り空でしたが、日本の寒い冬が彼らにとって良い経験となることを願います。
島大アンバサダによる学内ツアー