南京林業大学訪問団が島根大学を訪問しました

公開日 2020年01月10日

 2019年12月18日(水),中国・南京林業大学の李維林副校長をはじめとする5名の訪問団が島根大学を訪問しました。
 本学と南京林業大学は1993年4月に学術交流協定を締結し,今年で協定締結27年目となり,長きに渡って交流を深めてきました。締結当初は特に木材工学,木質材料学,バイオマス利用工学を主とした理工系分野での交流を行ってきました。近年は法文学部や教育学部で交換留学生の受け入れを行っており,本学サマースクールにも南京林業大学から多くの学生が参加しています。また,今年9月に実施した「2019年度夏期中国社会文化研修」では,本学の学生8名が南京林業大学を訪問し,日本語学科の学生と交流を深めました。
 訪問のはじめに,出口副学長(グローバル化推進担当)表敬を行い,今後の交流について意見交換が行われました。そこでは,建築や環境共生の分野における学生・教員の交流,3+1プログラムの検討などが話し合われました。
 その後,南京林業大学から本学に留学している学生との座談会が行われました。留学生は島根大学の学習生活を報告し,日本語専攻学生及び,木材工学,園林造形等の多様な専攻の留学生の派遣を提案しました。南京林業大学の教員は両大学の更なる連携を以て共同で学生を育成していくことを話し,学生たちを激励しました。
 続いてキャンパス視察が行われました。キャンパス視察では,総合博物館と附属図書館を訪問し,それぞれの特色について担当者から説明を受けました。また,生協食堂では,多くの学生や教職員で賑わう店内で日本の大学の食堂の雰囲気や食事を楽しみました。
 今回の訪問を礎として,島根大学と南京林業大学との交流がより一層発展することが期待されます。

出口副学長表敬訪問
出口副学長表敬
学内視察の様子
キャンパス視察