公開日 2018年01月31日
2018年1月25日(木),カザフスタンのセメイ国立医科大学からNurzhan AIDOSSOV副学長,Nailya CHAIZHUNUSOVA教授,カラガンダ医科大学からRaushan S. DOSMAGAMBETOVA学長,Anar A. TURMUKHAMBETOVA副学長を迎え,島根大学にて学術交流協定書の調印式を行いました。
セメイ国立医科大学と島根大学は2013年1月に学術交流協定を締結し,以降,医学部総合医療学講座の野宗教授を中心に,がん治療や放射線に関する共同研究や研究者の派遣・受入,現地支援などの活動を継続的に行っており,5年の交流を経て,協定の更新となりました。また,カラガンダ医科大学とは,セメイ国立医科大学との共同研究を通して学会参加や研究者の訪問等の交流が盛んになり,この度,新規に協定を締結しました。
カザフスタンはセミパラチンスク核実験場の放射線が原因で,多くの国民が癌などの健康被害に苦しんでいます。今後もこの協定を基に共同研究を進めながら,医療支援を目的とした研修医の相互受入や医療教育の実施,地域住民への医学的支援を行う予定です。
セメイ国立医科大学との調印式 |
カラガンダ医科大学との調印式 |
集合写真 |
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