公開日 2016年09月14日
8月30日,副学長兼国際交流センター長の出口顕教授,学長特別補佐(男女共同参画担当)兼保健管理センターの河野美江准教授が,昨年9月に協定を締結したアイスランド大学を訪問しました。
まず国際交流局スタッフと協定に関する協議を行い,学生の留学について条件提示や情報交換が行われました。次に日本語コースを見学し,学生数は約40名で語学コースの中で最も多いこと,2年生には日本語で授業が行われるほどレベルが高いことの紹介を受けました。同じ島国で地震・火山国であることからアイスランドの日本への関心は高く,協定校の学生を対象とした本学のサマースクールを紹介したところ非常に興味を持って頂けました。
男女共同参画の観点では,法律で定められた雇用機会均等が社会に定着し各職場の女性割合がほぼ60%であり,またアイスランド大学の学生の男女比では3.5:6.5で女性が多いものの,自然科学・工学分野では女子学生と女性教員の割合が日本同様低く改善に向けて絶えず努力しているという説明を受けました。
また同大学病院レイプクライシスセンターを訪問し,性被害者支援の体制についても知ることができました。
両校の国際交流関係者同士・男女共同参画関係者同士の親睦を深めたことにより,両校の連携協力に更なる進展をもたらした訪問となりました。
日本語専攻のグンネラ博士と 国際交流部局での打合せ
アイスランド大学中央棟 学生センター