公開日 2016年09月01日
2016年8月16日から26日まで11日間にわたり,島根大学の学生4名が,韓国の慶尚大学校(晋州市)でのプログラムを中心とする夏期研修に参加し,韓国の歴史や文化などについて学びました。慶尚大学校は島根大学の協定校であり,このプログラムは,1991年の学術交流協定締結以降,慶尚大学校の協力のもと,毎年行っているものです。
慶尚大学校滞在期間中は,韓国語講義,韓国文化講義を受講し知識を深めるとともに,晋州城,ドンピラン壁画村,巨済捕虜収容所遺跡公園,外島などの見学,韓服や韓国式サウナの体験,また航空宇宙博物館の見学等を通し,韓国の伝統文化や歴史と,先端技術という両面について学習することができ,大変充実した研修となりました。
また,研修生は,今年の6月に本学で研修を行った慶尚大学校の学生との交流を深め,韓国の学生文化も体験しました。
修了式の日に,研修生が心に一番に残ったものとして挙げたのは,週末2泊3日のホームステイ体験でした。ホストファミリーに温かく迎えられ,家族の一員として生活できたことは,韓国の一般家庭生活を知る大変貴重な機会となりました。
慶尚大学校での研修のあとは,ソウル市で1日自主研修を行い,各自の関心や研修テーマに基づき,博物館見学や南大門市場,明洞,新沙洞散策などを通して韓国の文化や歴史への理解を深めるとともに,晋州市との都市の様子の違いについても感じることができました。
研修生には,この経験を今後の勉学に活かすとともに,国際交流にも一層関心を持ち,グローバルに活躍できる人材になることを期待しています。
講義の様子 |
キャンパスツアー |
韓服を体験 |
晋州城見学 |
統営にて |
送別会 |