公開日 2015年09月03日
2015年8月18日から28日まで11日間にわたり,島根大学の学生11名が,韓国の慶尚大学校(晋州市)でのプログラムを中心とする夏期研修に参加し,韓国の歴史や文化などについて学びました。慶尚大学校は島根大学の協定校であり,このプログラムは,1991年の学術交流協定締結以降,慶尚大学校の協力のもと,毎年行っているものです。
慶尚大学校滞在期間中は,韓国語講義,韓国文化講義を受講し知識を深めるとともに,晋州城・松廣寺・民族村・巨済捕虜収容所遺跡公園などの見学,韓服・韓国式サウナの体験,また航空宇宙博物館・大宇造船海洋の見学等を通し,韓国の伝統文化や歴史と,最先端技術という両面について学習することができ,大変充実した研修となりました。
また,研修生は,今年の6月に本学で研修を行った慶尚大学校の学生との交流を深め,韓国の学生文化も体験しました。
修了式の日に,研修生が心に一番に残ったものとして挙げたのは,週末2泊3日のホームステイ体験でした。ホストファミリーに温かく迎えられ,家族の一員として生活できたことは,韓国の一般家庭生活を知る大変貴重な機会となりました。学生は皆,韓国で新しい家族ができたことに感激しており,別れを惜しむ学生も多く,涙の修了式となりました。
研修生には,この経験を今後の勉学に活かすとともに,国際交流にも一層関心を持ち,グローバルに活躍できる人材になることを期待しています。
キャンパスツアー | 慶尚大学校での韓国語講義 |
民族村 | 松廣寺 |
民族衣装体験 |