留学生のための関西キャリア研修を実施しました

2019年4月2日

 国際交流センターでは、日本文化に対する多面的な理解の機会を留学生に提供するため、2泊3日の関西研修旅行を毎年実施しています。今年度からは、キャリア教育の機能を加え、旅程の中に、大阪市内で行われた企業合同説明会への参加や企業見学(今回は関西国際空港)を組み込みました。同時に、日本文化への理解という従来からの目的も残して、平等院、清水寺、酒造工場等も訪問しました。今年度のキャリア研修旅行には、日本国内での就職を目指して、中国やベトナム、バングラデシュ等出身で、日頃から準備を進めている学部・大学院の留学生22名が参加しました。

 例年と同じく、日本を代表する名所を体感しながら、京都や大阪を中心とする地域の歴史や文化への思いを馳せることに加えて、今回初めて組み込まれた企業合同説明会では、当初から興味を持っていた企業の説明のみを聞いて会場を出ようとした留学生が、運営スタッフの方や同行した教職員のアドバイスを受けて、企業研修の対象を広げる様子が見られました。関西国際空港では、一般利用者の立ち入りが禁止されている区画に入って、機体の整備を行う工場や離陸を待つ飛行機を間近で見て、その大きさに興奮していました。さらに、宗教上の理由で口にできる食物に制限のある留学生は、ハラール食材のみを使用して作られた京料理やラーメンにも驚いていました。


 毎年行ってきた留学生の関西旅行ですが、日本文化の理解という従来からの目的に加えて、今回からはキャリア研修の意味も持たせました。これによって、企業見学や合同説明会以外の部分でも、留学生が観光客として各訪問先を楽しむだけでなく、それらを運営する仕組みにも考えを巡らせるきっかけになったようです。両者を組み合わせることによって、単にキャリア教育としての意義が加わっただけでなく、多面的に日本を理解するという従来からの目的を促進することにもつながっています。

 
就職説明会が開催されたビルの前で
 
金閣寺前にて
 

世界遺産”平等院“にて



 

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