日本語教師連携強化会議を開催しました

公開日 2019年02月22日

 2019年2月18日から20日まで、国際交流センターと外国語教育センターの共催で、日本語教師連携強化会議を実施しました。この会議は、日本国外の高等教育機関で日本語教育に携わる教員とのネットワークの構築や大学間の交流促進を目的として毎年実施しているもので、今年度は、ポーランドより3名 -ヤギェロン大学(クラクフ)のアレクサンドラ・シュチェホラ准教授、ニコラウス・コペルニクス大学(トルン)の中山称子講師、アダム・ミツキェヴィチ大学(ポズナン)のグラジナ・クラム講師- をお招きしました。
 会議の冒頭では、出口顕国際交流センター長が歓迎のメッセージを述べ、続いて、佐々木亮特任講師が、島根大学の国際交流の状況を説明し、ポーランドの大学から優秀な学生が毎年島根に留学しているにもかかわらず、ポーランドの大学と学生交流協定を締結できていないことを説明しました。その後、ポーランドから来校した3名の日本語教員と外国語教育センターで日本語を担当する中園博美・佐藤智照准教授が、日本語教育のあり方や教材の使用法について協議するとともに、学外に出て、日本語の教材開発に有用な素材を収集しました。
 2019年は、日本とポーランドの間に外交関係が樹立されてから100年目にあたります。この記念すべき年に行われた会議が、ヤギェロン、ニコラウス・コペルニクス、アダム・ミツキェヴィチの3大学をはじめとするポーランドの高等教育機関と本学の関係が一層深まり、多数の学生・研究者が行き来するきっかけとなることが期待されます。

日本語教師連携強化会議1
会議後の記念撮影

日本語教師連携強化会議2

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