留学生研修旅行2019を実施しました

公開日 2019年09月18日

  830日(金)から92日(月),本学留学生が島根の文化を理解することを目的とした研修「留学生研修旅行in 邑南町」を実施しました。島根県邑智郡邑南町と島根大学は包括協定を結んでおり,「しまねの里山と世界をつなぐ縁結びプロジェクト in 邑南町」と題して留学生との交流が行われて今回で第10回目の開催となります。今年は6カ国10名の留学生とサポート日本人学生2名,引率教職員4名の計16名が参加しました。この研修では邑南町において,農家民泊での田舎生活体験,地元の方と一緒に木工製品や郷土料理を製作する体験,瑞穂小学校児童との交流会等を実施しました。

 研修初日は,邑南町役場農林振興課の三浦氏から,邑南町の大切な資源である森林との共生とその活動について説明を受け,邑南町産の木工作品に込められた思いや木育による人材育成の現状について学びました。その後,高齢者の作業施設である「くるくる工房」に移動し,地元の高齢者の方々と一緒に木工作品を作る体験を行いました。留学生たちは電動やすりの使い方を教わりながら,邑南町産の木で作品をつくりました。夕方には民泊の家族と顔合わせ会を行い,23日の農家民泊がスタートしました。 

 2日目は,各民泊家庭にて温かいおもてなしを受けながら米や野菜の収穫、釜でのご飯炊き、そうめん流し,もちつき,草刈,料理など日本の農村生活を体験することができました。高台にある廃駅を利用して行われたそうめん流しでは,流れてくるそうめんを上手く食べられて喜ぶ学生や,組まれた竹筒の仕組みに興味を示す学生もいました。また,日本語と英語を使用して積極的に交流をとろうと努力してくださる地元の皆様の姿に,留学生は心をひらいて会話を行うことができました。 

 3日目は,午前中に全員で民泊先とのお茶会を行い,3日間の民泊体験を振り返りました。お別れの際に,留学生が楽器を使って感謝の歌を披露する場面もあり,全員が一体となりました。午後は日和地区へ移動し,「フレッシュ日和」の皆様と一緒に郷土料理作りを行いました。季節料理やもてなし料理の意味・作り方を聞いた後,留学生は押し寿司,焼きなす,盆団子などを調理しながらの会話を楽しみました。夕方には地元で活躍する雪田神楽団による「石見神楽八岐大蛇(やまたのおろち)」を鑑賞し,島根の伝統文化を体験しました。神楽の演目中,演者から突然英語で話しかけられて驚いたり,留学生を舞台に誘ったりと趣向をこらした内容で大いに盛り上がりました。 

 最終日は,砲弾型LEDランプの製造・販売を行う「株式会社トリコン」を訪問しました。社長の上田氏から英語を交えた会社説明が行われ,「田舎の会社でも世界一の製品を作って世界中の人を喜ばせられるということを伝えたい」との熱い思いに,学生たちも興味と関心を持って聞くことができました。その後,瑞穂小学校を訪問し,児童と交流を行いました。この研修で瑞穂小学校を訪問するのは,9年前の第1回開催時以来となりました。同小学校では留学生による国紹介のプレゼンテーションを行ったほか,小学生児童と留学生が考えた日本と各国のあそびで楽しく体を動かして交流しました。

 

留学生たちはこの研修旅行で,邑南町の自然や歴史、育まれてきた文化、そして人々の温かさに触れました。自分たちの国についても考え,それが伝わりやすいようにいろいろな工夫をすることを学びました。邑南町の人々との国籍・年齢・文化・言葉を越えた交流を通し,忘れられない夏となりました。

 

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邑南町役場による歓迎セレモニー

 

木工体験

 

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そうめん流し

 

稲刈り体験

 

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民泊先の皆さんと

 

郷土料理体験

 

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神楽団との共演

 

トリコン社訪問・LEDについて学ぶ

 

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各国のあそびで交流

 

瑞穂小学校の皆さんと

 

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国際交流課