公開日 2017年06月01日
2017年5月24日、海外協定校・南京林業大学の何宝年教授、黄博講師を迎えて第11回グローバルインサイトセミナー「似ていて違う、でも繋がっている漢字文化」を開催し、学生と教職員が50名近く参加しました。
第一部は漢字語から見る日中文化の違いについての講演で、同じ漢字語であっても日本と中国では意味や用法が異なるものがあり、その違いは両国の文化の違いから生じているという説明がありました。また漢字語の意味の違いと文化的背景の関係はまだ研究されていないという新たな指摘もなされました。
第二部は南京と南京林業大学の説明で、南京市は現代化が急速に進む「レベル2都市」に政府が指定する一方、歴史や自然にあふれ、74大学がある学術都市でもあり、その内の1つ南京林業大学は22学部、教職員約2千人、在学生約3万人を有し、海外協定校は約50校あり、教育環境が整っているとの紹介がありました。
参加者からは「誰でも親しめる内容に工夫してあり理解しやすかった」、「南京の魅力の殆どが日本には伝わっていないが、行ってみたくなったし、沢山の日本人が訪れるようになってほしい」という声が聞かれ、中国文化や南京市を今までより身近に感じる契機となるセミナーとなりました。
第一部: 何宝年教授の講演
第二部: 黄博講師の講演
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